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企業として、日本社会にもっと深く貢献する活動ができないか――。考えた末に日本サムスンは、世界で初めて聴導犬育成による若者自立支援施設「あすなろ学校」を2008年5月に開設しました。 

日本最大の聴導犬育成施設

プログラム推進のパートナーは「公益財団法人日本補助犬協会 」です。同協会の施設内に「あすなろ学校」を開設し、サポートステーションやフリースクールなどを経て、様々な事情で社会自立を求めている青少年を対象に、聴導犬を育成してもらう“自立支援プログラム”を運営します。同校では、半年間で5人の若者を受け入れ、施設で共同生活を送りながら5頭の聴導犬を育成します。今年度は10頭の聴導犬を育成し、日本最大の聴導犬育成施設となる計画です。

3つの輪を社会貢献でつなぐ

サムスンは、民間企業としては世界で唯一、盲導犬をはじめとする特殊犬の育成訓練施設を韓国で運営してきました。ここで蓄積されたノウハウを、日本社会の課題解決に結びつけることで、もっと幅広く日本社会に貢献したいと模索する中で出会ったのが、日本にわずかしかいない「聴導犬」だったのです。また、意欲を持ちながらも様々な事情で就職できない若者への支援も切に求められています。そればかりか、飼えなくなるなどの理由で自治体に保護される犬は、年間9万頭といわれます。日本サムスンは、アメリカでの犬の育成による青少年自立プログラムなどに学びながら、これら3つの「輪」をつなぐ新しい取り組みをスタートしました。


聴導犬の数(厚生労働省HP)
自治体に保護される犬の数(環境省HP)

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