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日本サムスンは、企業活動による「排出CO2ゼロ宣言」に向けた取り組みの一環として、兵庫県加西市と連携した日本初の官民連携CO2削減プロジェクトを、2008年4月にスタートしました。 発表時のプレスリリース

1.プロジェクトの背景

CSRの一環として「環境と調和した企業」を目指すサムスン電子では、韓国本社をはじめとする各事業場を中心に、有害化学物質の使用抑制やリサイクルなど、製品に対する環境活動を積極的に推進しています。
生産拠点を持たない日本サムスンにおいては、オフィスでのCO2削減を中心に環境活動を進めており、これまでは空調の温度調節や稼働時間短縮などによる「クールビズ」や「ウォームビズ」、照明の自動消灯(昼休み、夜8時・10時)、また昼休みのPCモニター電源オフ等、主に電力使用の抑制を中心とした社内での対策を推進してきましたが、本プロジェクトにより、社内・社外両面でのトータルな環境対策プランを確立しました。
日本サムスンでは、本プロジェクトを「自治体のアイデア」と「民間企業の支援」を合わせた新たな社会貢献モデル事業として積極的に推進していきたいと考えています。



2.プロジェクト概要

バイオディーゼル燃料(BDF)は、廃食用油を原料にしているため、燃焼時に排出されるCO2が植物の育成過程で吸収してきたCO2と同量であり、CO2の総量を増加させないと考えられています。そのためBDFは軽油の代替燃料として使用することにより、軽油使用時にくらべて大気に排出されるCO2を削減することができます。
加西市では、環境への取組み「バイオマスタウン構想」の一環として、主に市内の事業者/公共施設/一般家庭等から回収した使用済み食用油を精製しBDFを製造しています。日本サムスンは、2008年度から2013年度までの6年間、加西市が導入している廃食用油精製装置のリース料金相当額を同市へ寄付することによって、本プロジェクトを支援しています。



廃食用油回収にご協力いただいている市民の方の声

廃食用油の回収が定着し、一般ゴミの回収と同じ感覚で行われるようになりました。
回収ボックスの廃食用油を見ると、私の他にも沢山の人が持ち込まれており、環境意識の高まりを感じます。
東日本大震災を期に、エネルギー問題について真剣に考えなければなりません。この点からも、できることから取組むことは大変重要と思います。
この夏の電力不足が心配です。家庭用部門で15%の電気量削減が言われていますが、今後、省エネの取組みが重要と思います。



燃料として利用



この仕組みで作られたBDFは市公用車の燃料や一般企業、団体の運搬車両に使われています。
2008年6月、国内で初めて、加西市等が出資する第三セクター「北条鉄道」で、BDF100%の列車を試運転。環境に配慮した鉄道として全国にアピールしました。
将来的には、通常運行でのBDF利用を目指しています。

北条鉄道に乗車された市民の方の声

市民の良く知っている北条鉄道で、BDFを利用することはアピール度が高いので、効果的です。
今後も、イベントなど定期的にBDF走行を行ってほしい。
子供(小学生)が、BDFで運行したことを知っている。

3.プロジェクトの成果

日本サムスンは本プロジェクトを通じて、当社オフィスから排出されるCO2を間接的に削減しています。
2010年には約11万リットルのBPFを精製することにより、オフィスから排出されるCO2を15%削減しました。


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